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GlyphPickerからSSG soraneへ

CSSに多言語WebFontを組み込む

GlyphPickerにmkfontindex/mkfontcssを追加した。もともと複数のフォントファイルを組み合わせてCSS WebFontとして組み込む実験を考えていたが、10日くらい前につくろうとした際は、動的なフォールバックは制御が複雑になり過ぎた。 静的なindexをつくってしまえば簡単だし、その気になれば文字単位で使うフォントをチューニングできるので却って便利ではないかと考え直した。割と簡単につくれてしまったので欲が出て、fontsディレクトリを丸ごと舐めるだけでなく、特定のフォントを優先順位付けして指定し、fontindex単位でstyleとして呼び出せるようにした。

静的サイト生成器 空音 sorane

毎回のように手作業でCSSを弄るのではなくフォント埋込機能を組み込んだ静的コンテンツジェネレーターをつくろうと試行錯誤中。フォントを埋め込み始めると、やっぱりタグ単位でフォントの指定をやりたくなってくるし、そうするとコンテンツ管理と組み合わせないと難しい。とはいえ本格的なSSGをつくるのも本意ではないので、あれこれメジャーなSSGを調べてみたのだが、やはりどれも複雑で改造は容易ではなさそう。仕方ないので自分でつくることにした。 とりあえずWebFontの埋込機能は組み込んだので、𦇥や𦆢、辺辺󠄂邉邉󠄙邉󠄛邉󠄟邉󠄚邉󠄜邉󠄝邉󠄗邊󠄏邊邊󠄎邊󠄍邊󠄌邊󠄋邊󠄊邊󠄐邊󠄒といったIPAmj明朝でしか書き分けられない文字や、𗀔𗼘𗁅𗔔といった普通の端末には入っていない西夏文字も、文字として本文に組み込んでスマホで簡単に表示できるようになった。