白石一文の小説って最近も主人公は結構イヤミだけど,昔はもっとイヤミだったんだな.なんかこう,高橋和巳に微妙に似ているんだけど,白石一文の方が内向的で,ストーリーがしょぼい.そういう時代なのかな.この繊細さで「わが心は石に非ず」や「邪宗門」のような骨太なストーリを期待したい.でも最近のは,メンヘルを通り越して奇跡が起こってたからな

- 作者: 白石一文
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 240回
- この商品を含むブログ (92件) を見る